鉄則① 月額ではなく「5年総額」で比べる
ホームセキュリティは長期契約が前提。月額の安さだけで選ぶと、工事費・保証金・機器代を含めた総額で逆転されることがあります。比べるべきは5年総額です。
ホームセキュリティ比較ナビ
更新日:2026年7月
月額・初期費用・駆けつけ体制——2社の違いを徹底比較!
後悔しない選び方と、損しない契約のコツまで3分でわかります。
空き巣や侵入被害は、特別な家だけの話ではありません。「留守がちになった」「一階の窓が道路に面している」——そんな身近なきっかけで、ある日突然、被害者になり得ます。
なお「ホームセキュリティは意味がない」という意見もあります。その主張の中身と、導入して後悔しやすい4つのパターンは本当に必要かの検証で分解しています。実際の発生件数と手口は警察庁統計で見る侵入窃盗の実態にまとめました。
だからこそ、まずは大手2社を比べて、我が家に合う備えを知ることから始めましょう。
ホームセキュリティを検討するなら、実績で群を抜くこの2社がまず候補になります。全国をカバーする体制と長年の運用実績が、この分野で選ばれ続ける理由です。
セコム
ALSOK
※関電SOS(関西電力グループ)のように地域に根ざした警備会社もありますが、対応エリアが大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀の関西圏に限られます(公式サイトで確認)。全国どこでも同水準のサービスを受けられる実績・拠点網を持つのがこの2社である点が、比較対象として選んだ理由です。関電SOS・CSP・東急セキュリティ・全日警・アイルスを含めた7社の比較はこちらにまとめています。
ホームセキュリティは長期契約が前提。月額の安さだけで選ぶと、工事費・保証金・機器代を含めた総額で逆転されることがあります。比べるべきは5年総額です。
駆けつけの速さを決めるのは、警備員が待機する緊急発進拠点との距離です。セコムは緊急発進拠点が全国約2,500カ所と業界最多を公表しています。ALSOKも全国をカバーしていますが、いずれも「あなたの家の近くに拠点があるか」は見積もり時にしか分かりません。
被害に遭ってからでは遅いのが補償です。標準付帯か、オプションか、上限額はいくらか。ここは資料で必ず確認すべきポイントです。
まずは全体像を早見表で。詳しくは各項目で解説します。
| 比較項目 | セコム | ALSOK |
|---|---|---|
| 月額料金 戸建て向けレンタル | 8,470円 | 7,865円 |
| 初期費用 | 工事料69,960円 別途 保証金20,000円(契約満了時返却) | 工事費47,850円 初期費用0円のゼロスタートプランあり |
| 5年総額の目安 | 約58万円 | 約52.0万円 |
| 契約件数 | 約266万件 個人・法人のオンラインセキュリティ合計 | 53万件以上 ホームセキュリティ |
| 緊急発進拠点 | 全国約2,500カ所 | 全国対応 拠点数の公表なし |
| 補償 | 現金・貴金属50万円、家財200万円、災害見舞金100万円まで 自動付帯 | 金額の公表なし |
| 駆けつけ費用 | 月額に含む | 月額に含む |
| 見守りプラン | 月額5,610円 親の見守りプラン・レンタル | 月額2,838円 みまもりサポート・レンタル。防犯機能は含まない |
| 契約期間 | 当初5年、以降1年ごと更新 | 公表なし |
※2026年8月1日時点で各社が公式サイトで公表している値です。5年総額は「月額×60か月+初期費用」で当サイトが算出しました。 契約件数は集計範囲が両社で異なるため、単純比較はできません。見守りプランは、セコムが防犯機能を含むのに対しALSOKは見守り専用です。 料金は設置するセンサーの種類・個数で変動します。
セコム
8,470円/月(税込)
戸建て「ホームセキュリティNEO」レンタルの料金例
ALSOK
7,865円/月(税込)
戸建て「HOME ALSOK Connect」レンタルプランの料金例
セコム
69,960円(税込)〜
レンタルの工事料。別途保証金20,000円(契約満了時返却)
ALSOK
47,850円(税込)
レンタルプランの工事費。「ゼロスタートプラン」なら0円(その場合の月額は8,668円)
セコム
両方対応。長期利用なら買取が割安になるケースも
ALSOK
ゼロスタート/レンタル/お買い上げの3方式から選択可
セコム
付帯補償制度あり。盗難時は現金・貴金属50万円、家財200万円まで、災害見舞金は100万円まで自動付保
ALSOK
プラン・オプションにより異なるため、資料や見積もりで確認が必要
セコム
ペンダント型救急通報など高齢者向けが充実
ALSOK
ライフリズム監視など見守りオプションあり
セコム
緊急発進拠点は全国約2,500カ所で業界最多を公表。異常時は最寄り拠点から警備員が駆けつけ
ALSOK
全国をカバーし24時間365日対応。自宅からの距離は見積もり時に確認できる
セコム
契約期間は当初5年間、以降1年ごとの更新(プランにより異なる)
ALSOK
プランにより異なる。ゼロスタートプランは機器買い上げが条件のため、契約条件の確認を
セコム
専用アプリで警備状態の確認・操作に対応
ALSOK
専用アプリで警備状態の確認・操作に対応
※実際の金額は間取り・センサー数で変動します。あなたの家の正確な費用は、見積もりでのみ分かります。
戸建て向けレンタルプランを5年使った場合の総額は、セコムが約58万円、ALSOKが約52万円です(月額×60か月+初期費用で算出)。 契約方式を買取やゼロスタートに変えても、5年という区切りでは総額はほとんど動きません。
地域限定の会社まで含めた7社では、5年総額が約20万円から約61万円まで3倍の幅があります。ただし安い側はいずれも対応エリアや駆けつけ料金に条件が付きます。 戸建て・マンション・賃貸それぞれの相場と、7社の内訳はホームセキュリティ料金の相場と5年総額で詳しく比較しています。
※2026年8月22日時点で各社が公式サイトで公表している料金例に基づく概算です。設置機器の種類・個数・建物構造により金額は変動します。正確な費用は必ず各社の見積もりでご確認ください。
侵入経路が多い戸建ては、窓・出入口のセンサー数で費用が大きく変わります。だからこそ戸建てこそ相見積もりが効きます。2社にプランを出させて、センサー配置と総額を並べて比べてください。7社の料金と、警察庁統計が示す窓の弱点は戸建て・一軒家のセキュリティで詳しく扱っています。
戸建てプランの資料を2社から取り寄せる(無料)
オートロックがあっても専有部の侵入被害はゼロではありません。マンション向けの割安プランが両社にあります。工事の可否は管理規約との兼ね合いもあるため、まず資料で導入条件の確認を。
マンション向けプランの資料を2社から取り寄せる(無料)
賃貸で最初の関門になるのは料金ではなく工事の許可です。セコムは賃貸の場合は貸主への事前相談が必要と公式サイトに明記しています。工事不要で導入できるのは東急セキュリティの置くだけプラン(対応エリア内のみ)です。詳しくは賃貸・一人暮らしのホームセキュリティで整理しています。
賃貸OKのプラン資料を2社から取り寄せる(無料)ここまでの比較をふまえた、タイプ別のおすすめです。
迷うなら、次に解説する「両方に資料請求」がいちばん確実です。
実家の親のことが心配だけど、頻繁には帰れない——そんな方向けに、防犯だけでなく安否確認の機能も備わっています。見守り専用のプランなら5年総額は約18万円台で、防犯機能を含むプラン(約39万円)の半分以下です。料金の内訳は警備会社の見守りサービス比較で扱っています。
セコムの見守り機能
ペンダント型の救急通報ボタン「マイドクター」を首からかけておくだけ。軽く握るだけでセコムに信号が届き、緊急対処員が駆けつけると同時に、必要に応じて119番通報。あらかじめ登録した家族への連絡もあわせて行われます。入浴中の急変に備えた防水仕様(浴槽内を除く)。
セコムの見守りプランを資料請求 ▶ALSOKの見守り機能
トイレのドアなどにセンサーを設置し、日常の生活動作を24時間見守る「ライフリズム監視」。一定時間反応がなければ異常と判断し、警備員が駆けつけます。緊急通報ボタン(ペンダント型オプションあり)では、持病やかかりつけ医の情報も救急隊員に伝えられます。
ALSOKの見守りプランを資料請求 ▶日々の安否確認はセンサーで自動に、いざという時はボタン一つで警備員が駆けつける——遠方に住むご家族も安心です。
※Googleマップの店舗口コミ・SNS上の投稿・比較系メディアの評判記事など複数の公開情報源を編集部で横断的に確認し、共通して見られる傾向を要約したものです(個別投稿の転載は行っていません。集計方法は編集方針ページで説明しています)
「契約しているだけで安心感が違う」「ステッカーだけでも抑止力を感じる」——安心感への評価が両社とも多数
営業担当者の対応品質には個人差があるという指摘。同じ会社でも地域・担当で印象が分かれます
異常時にすぐ電話が来た、駆けつけが早かったなど、緊急対応への信頼の声
センサーの誤作動や、不在時の対応に手間を感じたという声も一部にあります
評判の分かれ目は「担当者と地域」。つまり、ネットの評判だけでは決められません。契約前に両社から資料を取り寄せ、見積もりに来る営業担当の対応まで自分の目で比べる——これが後悔しない唯一の方法です。
ここまで比べてきた月額や補償は、公式サイトで確認できる値です。ただし駆けつけにかかる時間、自宅に必要なセンサーの数と費用、補償が適用されない条件、途中でやめる場合の費用——この4つは自宅の条件によって変わるため、カタログには載っていません。両社の資料と見積もりを取ると、ここが埋まります。
無料。3分。断ってOK。
「請求したら何が始まるの?」の不安を先に解消しておきます。しつこい訪問販売のような流れではありません。
資料請求(最短3分)
名前・住所などを入力するだけ。この時点で契約義務は一切ありません。
資料が届く・比較する
プランや料金例が郵送で届きます。2社を並べてじっくり検討できます。
見積もり・現地確認(任意)
興味があれば見積もりを依頼。間取りに合わせた正確な費用がわかります。ここでも断ってOKです。
契約・設置
納得できたら契約。工事日を決めて機器を設置すれば、警備開始です。
ホームセキュリティの資料を請求すると、資料到着後に確認の電話が来ることは一般的にあります。ただし「検討中なので資料だけで大丈夫です」と伝えれば、電話での案内を断れます。無理な契約を迫られたという報告はほとんど見られません。
ホームセキュリティの資料を請求すると、プラン一覧と料金例、機器やサービス内容をまとめたパンフレット類が郵送で届きます。Webサイトには載っていない詳細も確認でき、見積もり前の比較材料になります。
賃貸住宅でもホームセキュリティを契約できます。ただし、セコム・ALSOKのマンション・アパート向けプランは工事が必要です。セコムは賃貸住宅の場合、貸主(管理会社・大家)へ事前に相談するよう公式サイトに明記しています。7社のうち工事不要を明示しているのは東急セキュリティの置くだけプランのみでした(2026年8月22日、各社公式サイトで確認)。
ホームセキュリティは見積もりだけを依頼できます。見積もりは無料で、契約義務もありません。自宅の間取りに応じた正確な費用は見積もりで確認できるため、契約前に見積もりを取ることをおすすめします。
ここに挙げたのは資料請求にまつわる4問です。契約期間・解約金・補償・誤報・ペット・機器の設置場所など、 検討段階で出てくる疑問はホームセキュリティのよくある質問30選にまとめています。
当サイトで掲載している月額料金・初期費用・補償内容などの数値は、セコム(secom.co.jp)・ALSOK(alsok.co.jp)の公式サイトを一次情報源として確認しています。 料金改定などにより情報が変わる可能性があるため、3〜6か月ごとに公式サイトで再確認し、変更があれば記載を更新しています(最終確認:2026年7月)。 情報の確認プロセスの詳細は編集方針・情報の確認プロセスについてで説明しています。